ガヴォット第14番ロ短調第2楽章"鬱の途中"

ロ短調で語る60年史, 1954~2014

 聖地への過酷な旅 福井ライブ2002


 

事故 雪 落雷 不通 雨 ・・・ とにかく最悪だった

 

11月4日 福井での 娘。秋コンに参戦

名古屋から福井は順調なら高速道路で2時間くらい

しかも例年ならこの時期は天候も安定して過ごしやすい時期である

地震 台風 雷 火災 大雪 など天変地異を考える人はいないだろう

 

午前6時 名古屋の空はよく晴れていた

ただ気圧配置が冬型になっているのが気になったので

念のために道路状況にアクセスしてみた

 

北陸道 雪のため50km規制”

 

11月上旬に雪?

まあ冬型だから裏日本は時雨れることはあるけど・・・

まあ昼になって気温が上がれば雨になるだろうし

冬型が緩んでくれば天気も回復するだろう

ただ雪の残っている早朝にバカな奴が事故ると迷惑なことになるけど

ってなことを話したりしてたんだけど まもなくこれは現実のものになったらしい

 

午前8時 いよいよ聖地に向けて出発

名古屋インターの電光板には イヤな文字

 

北陸道 敦賀-今庄 事故通行止”   

 

やっぱり事故った奴がいたか

雪のあるところでバカみたいにトバせば危ないにきまってるのに

まあ敦賀までは1時間以上かかるから

その前に事故処理は終わるかもしれない

(まさか23台もブツかってるとは思わないから・・・・)

 

8時40分養老SA着

(早い人なら30分でくるだろうが  普通に走ればこんなもん)

ここは朝食バイキングがあるのが嬉しい

SAの食事もずいぶん良くなったものだ

 

しかしこれがこの日唯一のまともな食事だった

 

事故処理はまだ終わってないらしく

敦賀ー今庄 間は通行止めのまま

9時20分 養老SA発

 

敦賀出口や8号線の渋滞を避けるため

木の本で降りて365号を今庄に向かう

距離的にもショートカットになるので

天気のよいときなら全然問題はないはずなのだが

 なんと 雪! まだ11月だから当然夏タイヤ

そして高速道路なら当然あちこちにあるものが・・・・ ない!

(このあたりのことは書くことができないので省略)

断崖になった福井県側を慎重に降りて

今庄に来ると天気は回復

これなら渋滞を避けて車は置いていったほうが良さそうだ

 

今庄は置き場所が見つからなかったので

南庄において北陸本線の電車に

天気は回復し晴れ間も出てきたのだが

冬の裏日本でよく起こる 擬似好天 で

どうやらこのとき日本海に低気圧が発生していたらしい

 

しかも悪いことに輪島上空には

マイナス33℃ という 真冬なみの寒気がはいっていて

大気が不安定になったため積乱雲が発達し

落雷のため電車が止まっていたのである    

南条の駅でひたすら待つのだが電車が来ない

豪雪地帯なんだからこの程度の雪で電車が止まるはずがない

すると場内アナウンスが

”南福井の駅で落雷があり ただいま上下線とも運転を見合わせています”

要するに落雷で信号が故障してしまったので

電車は遅れているうえに折り返し運転で武生までしか行かないらしい

ホームにいた年配の女性が理解できないようだったので

電車は武生までしか行かないことを説明する

(なんでヨソの者が地元の人に説明せにゃなあんのだろう)

 

動かないものはしょうがないのでといあえず武生で降りて昼食をとることにする

(結果的には良かったのか武生にはいちおう店があった

 鯖江に直行してたら昼をたべるところがない)

ビールとラーメンを食べて怪鳥さんに電話をいれてみる

なんとまだ家(石川県)にいうという

 

間に合うんですか?

またあとで電話します

 

ところが このあと 結局携帯はつながらなくなるのだった

 

状況を整理してみると 北陸線は上下とも止まっているから

敦賀方面からも金沢方面からも電車ではこれない

北陸道は敦賀方面からは通行止め

金沢方面も雪が降っているから規制されるし

8号線はかなり渋滞するはず

コンサート自体が2時に開演できるかも怪しい

 

信号の故障 であって 落石や大雪によるものではないから

そのうちに復旧する可能性は高い

 

駅員に聞いてみると 鯖江までなら開通しているらしい

ということで 電車で鯖江へ

 

しかし ここからが大変だった 

 

本当の試練は鯖江駅に着いてから始まった

 

どうやら駅からの交通手段はないらしく みんな雨の中を歩いている

いったん回復しかけた天候は再び悪化し激しい雨になっていた

5分も歩かぬうちに全身ズブ濡れになった

雪ならまだいいが こういう冷たい雨は歩いているときは始末が悪い

 

冬型による時雨にしては降り方が激しすぎる

台風か低気圧が直撃しているような降り方だが

この季節に台風はありえない

(冬の日本海には低気圧が発生することがあり、

 冬型がいったん緩むので一時的に天気は回復するが

 山岳ではすぐに猛烈な吹雪になり、北アルプスでは遭難が多発する

 しかし鯖江は平野部なので雨になった)

 

天気がよければたいした距離ではないのだが

なかなかサンドームにつかない

さらに誰もが早く会場にはいろうとするため

入口で渋滞?がおこって行列がちっとも動かない

その間に体は雨でどんどん冷えていく

 

こうして苦難の末?にたどりついた所は

なんとアリーナの最高峰(もとい 最後方)

しかも右端の近く

 

なんじゃこりゃ・・・・・

 

紺の中身は合歓の里と同じ

MCのセリフも全く同じ(三重が福井になっていたけど)

娘。のダンスも運動会疲れ?客のノリもあまり良くない

(雨に濡れたせいもあるだろうが 昼公演で親子連れが多いせいかも)

 

外は相変わらず激しい雨 なので 公演後もいる場所がない

隣にあった建物に避難したものの ほとんどの人がそこに殺到したので大混雑

携帯が全くつながらない2時間くらいそこにいたが

そろそろ夜公演も始まる時間なのであきらめて雨の中を駅へ戻った

駅からはあっさり携帯がつながった

 

さて駅前で夕食の場所を探すが なんと全く見当たらない

四日市や武生以上に寂れている

結局駅の2階でソバくらい喰えそうなので

いってみると メニューはニシンソバだけらしい

 

ここではじめて北陸道の事故の全貌と

日本海に低気圧が発生したことを知る

 

電車で南条に戻り 今庄インターから

北陸道に入るとまたもや雪

チェーン規制がかかる前に裏日本を脱出しなければえらいことになる

 

SAで情報を見ると

金沢5℃ 武生3℃ 木の本1℃ と

なぜか南へ行くほど気温が下がっている

 

それでも米原あたりまで来ると雪は雨に変わり

愛知県に入る頃には 雨もやんで晴れ間が出ていた

わずかな距離だが表と裏の気候の違いはすさまじい

 

お疲れ様でしたぁ