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ガヴォット第14番ロ短調第2楽章"鬱の途中"

ロ短調で語る60年史, 1954~2014

スズの酸化数

スズ は無機化学のほうではイオンの反応とかあまり出てこない
ところが有機化学のほうで 
ニトロベンゼンをスズと塩酸で還元してアニリンにする反応が必ず出てくる


あの反応で還元剤として働いているのは2価のスズイオンだ


スズは酸化数+4が安定で 酸化数+2のイオンは強力な還元剤になる


ニトロベンゼン→アニリン の反応で
発生期の水素で還元 みたいな
半世紀以上前の考え方をしてる人はよもやいないと思うけど・・・

水素で還元するなら亜鉛でもいいわけだが
亜鉛だと還元力の強いイオンが存在しないのでうまくいかない

だいたいニトロベンゼンは濃塩酸より軽いから
発生した水素がニトロベンゼンに触れるころには水素の還元力はなくなってる


鉄なら酸化数+2のイオンが生成するので
これが+3に酸化されることでニトロベンゼンを還元できそうだけど
鉄だと違う反応が起こる危険があるから使わないのかもしれない